オリバー・サックス

あるblog「On Off and Beyond」に渡辺千賀さんが「Oliver Sacks "Seeing Voices"」にかかれている記事をよんだ*1


そこにある一つの言葉に目がいった。Awakenings(邦題:レナードの朝)。これは今でも心を動かされた映画として、記憶力のない僕の脳内に深く刻まれているものだ。そういえばオリバーサックスってなんか聞いたことがあると思ったのだ(笑)。

さて、文中にあるSeeing Voicesは文字通り手話の話であるのだが、これよりUncle Tungstenのほうに興味を持っていかれた。

タングステンおじさん―化学と過ごした私の少年時代

タングステンおじさん―化学と過ごした私の少年時代

Amazonに行き、該当書籍を購入したわけだが、ついでにもう一冊買ってみた。
妻を帽子とまちがえた男 (サックス・コレクション)

妻を帽子とまちがえた男 (サックス・コレクション)

週末にじっくり読もうと考えているが、そういえばおふくろが来るんだった・・・(笑)


中学生のときに医者になりたいと考えていた。
それは当時の養護学級の生徒の一人がステージ上で行ったある行為により、それをみていた生徒の笑いをかったわけだが・・・。それは決して笑うようなことではなかった。そのときに、「なぜみんなは笑うんだ・・・?」と理解できなかったものだ。
その経験から、「養護学級にいなければならない、その状況から抜け出させてあげたい」と考え、医者になりたいと考えたわけだ。


残念ながら現状はしがないシステムエンジニアにとどまっており、同情心から来る偽善だったのかと考えることもある。
今の僕には何ができるだろう・・・・?

*1:渡辺千賀さん、いつも愛読させていただいております。これからもおもしろい記事をお願いいたします